SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

ラノベ SUGOI 20
神様の御用人
作品名

神様の御用人(1〜5巻)

著者名
浅葉なつ
出版社・出版レーベル
KADOKAWA メディアワークス文庫
刊行
2013年12月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2016年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

“御用人”に選ばれたのは夢破れたフリーター。人間味溢れる神様たちのために奔走する、素朴な青年の姿を捉えたハートフル物語。

STORY

社会人野球の繋がりで就職した良彦(よしひこ)は、入社早々に右膝を故障してしまう。しかも会社の経営悪化により野球部も廃止。会社に居場所をなくした良彦は、入社半年でフリーター生活を送るはめに。ある日、外出した帰り道、うずくまっていた老人を助けた良彦は、彼から「宣之言書(のりとごとのしょ)」という冊子を渡される。神の名前が列挙されているその冊子がなんなのか、幼なじみで神社職員の孝太郎(こうたろう)に聞いてもわからない。ところがその神社で良彦は狐の神様・黄金(こがね)に出会い、神様の「御用」を叶える役割が自分に与えられたことを知らされる――。

作品の魅力

時代の変化に伴って人々は信仰心を失い、それによって神々はすっかり力を弱めていた。由々しきことでもあるが、本作はその前提を巧みに利用し、神々の姿を魅力的に描き出している。「甘いものがほしい」だの「ゲームを攻略してほしい」だのといった神様から申し付けられる“御用”は、まるで近所に住む親戚たちの卑近な頼み事のようだ。だが、それを果たしていく過程で、神と人との温かい心の交流が生まれる。実は、孤独な神々を癒やすとともに、野球の夢が破れて傷ついていた良彦自身の心も救っていくのである。

DATA

・2016年、マンガ化。
・発行部数、累計110万部突破(2016年時点)。

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