SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

ラノベ SUGOI 20
カブキブ!
作品名

カブキブ!(1〜4巻)

著者名
榎田ユウリ
出版社・出版レーベル
KADOKAWA 角川文庫
刊行
2013年8月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2016年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。
※最新刊『カブキブ!5』2016年11月25日発売

好きだから。その一念で、来栖黒悟は歌舞伎部設立のために走り出した。夢にかけた青春を鮮やかに描き出す、本格歌舞伎物語。

STORY

祖父の影響で歌舞伎が大好きな高校1年生・来栖黒悟(くるす・くろご)は、みずから歌舞伎を上演したい!と「カブキブ」設立を担任に申し出るも却下される。せめて同好会を設立しようと、親友の村瀬とともにメンバーを集めるべく勧誘活動を開始。設立に必要なのは5人。そこで演劇部の男装スターである浅葱(あさぎ)先輩、日本舞踊の天才・丹羽先輩に声をかけるが、あっけなく拒否されてしまう。粘り強く歌舞伎の魅力をプレゼンし、なんとかふたりを歌舞伎見物に誘うことに成功するが……。

作品の魅力

なじみのない人には敷居の高そうに感じられる歌舞伎を、まず冒頭で「江戸っ子たちが、めちゃハマったライブ」と評することで本作は、主人公・黒悟の「歌舞伎をみんなで楽しみたい」という想いがつまっている。歌舞伎の知識がほとんどないキャラクターを黒悟の周囲に配置することで、歌舞伎の歴史的背景だけでなく、歌舞伎がいかに面白いのか、現代の若者にも楽しめる娯楽なのかを読者にも熱く伝える効果がある。ゼロから部活を設立し、活動にいそしむ少年たちの青春模様を楽しむ部活小説でありながら、読み進めているうちに読者自身もまたカブキブ入部へと誘われているのだ。読めば歌舞伎ファンになること間違いなしだ。

DATA

・2016年、アニメ化発表。

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