SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

マンガ SUGOI 20
プリンセスメゾン
作品名

プリンセスメゾン(1〜2巻)

著者名
池辺葵
出版社・出版レーベル
小学館 ビッグスピリッツコミックス
刊行
2015年5月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2016年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

年収250万円の主人公が、身の丈に合う物件購入を目指す物語を軸に、東京で暮らす単身女性たちの日常を描く、切なく優しい群像劇。

STORY

まじめで堅実な沼超幸(ぬまごえ・さち)は、26歳の居酒屋チェーン社員。年収は250万円ちょっと。コツコツとお金をため、身の丈に合った家を探すためマンションのモデルルーム巡りを繰り返している。そんな幸のひたむきな姿に、マンション販売を手掛ける営業マンの伊達や、受付派遣社員の要理子は心を動かされ、親しみを感じていく。予算は2500万円、眺望が美しい高級マンションは自分には無縁、買えるのは1LDK――伊達や理子のサポートを受け、幸は運命の物件に巡り合うことができるのか?

作品の魅力

「東京で単身女性が家を買う」をテーマに、幸の物件探しを中心に、東京で生きる女性たちの自由、孤独、凛々しさ、覚悟が群像劇で描かれる。各話で“家”を通じて描かれる、幸の周辺にいる人々の人生もまた味わい深い。洒落た部屋で、昼は友人たちとホームパーティを楽しむフードコーディネーターのレイは、夜、ひとりのベッドで天井を見上げ、ふと「私、いつ死ねるんだろう」とつぶやく。ひとり旅が好きな豊田は、仕事の合間に東京のビルの谷間を見つめ「さて…どこで生きようか」とほほえむ。避けては通れない圧倒的な孤独の受け止め方はそれぞれだ。ひとりで立つ女性たちのけなげさや美しさへの賛歌でもある作品。

DATA

・2015年、「このマンガがすごい!2016」(オンナ編)第10位。
・2015年、「FRaUマンガ大賞」特別賞受賞。
・2016年、NHK BSプレミアムにて実写ドラマ化。

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