SUGOI JAPAN

RANOBE SUGOI 20
りゅうおうのおしごと!
作品名

りゅうおうのおしごと!(1〜3巻)

著者名
白鳥士郎/著
しらび/イラスト
西遊棋/監修
出版社・出版レーベル
SBクリエイティブ GA文庫
刊行
2015年9月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2016年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

将棋界最高のタイトル獲得後、大スランプに陥った高校生“竜王”の元に、弟子入りを懇願する女子小学生がやってきた!

STORY

九頭竜八一(くずりゅう・やいち)は、史上5人目の中学生プロ棋士であるとともに、16歳にして将棋界最高のタイトルを獲得した最年少“竜王”である。しかしその後の実績は鳴かず飛ばずで、守りに入った将棋が世間の不評を買っていた。そんなとき、彼が帰宅すると、謎の女子小学生・雛鶴(ひなづる)あいが待ち構えていた。彼女は、八一の竜王戦が行われた旅館の跡取り娘であり、彼の対局を間近で見たことで、将棋への情熱に目覚めたという。対局で見極めた才能も本物であり、八一は期せずして幼女との同居生活を始めることに。

作品の魅力

将棋という題材に、最年少竜王、浪速の白雪姫、そして天才小学生といった強烈な人物設定を盛り込むことによって、上質なキャラクター小説として結実したのが本作。ラブコメとしての面白さはもちろん、試合における棋士同士の差し合いやプロとしての思想の対立は、さながらファンタジー小説における異能バトルのようでもあり、躍動感あふれて描かれる。また、将棋界のしきたりや賞金、棋士たちの人物像など、著者が実際に取材した内容をもとに書かれているため、読者は将棋の奥深さにも触れることができる。棋界も注目(?)の将棋ラノベである。

DATA

・2016年、「将棋ペンクラブ大賞」(文芸部門)優秀賞受賞。
・2016年、マンガ化。
・発行部数、累計15万部超(2016年時点)。