SUGOI JAPAN

RANOBE SUGOI 20
アサシンズプライド
作品名

アサシンズプライド(1〜3巻)

著者名
天城ケイ/著
ニノモトニノ/イラスト
出版社・出版レーベル
KADOKAWA ファンタジア文庫
刊行
2016年1月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2016年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

落ちこぼれ“無能才女”に派遣されたのは“暗殺教師”! 命と誇りを賭けた下克上の様子が描かれる、育成系学園バトルファンタジー。

STORY

マナと呼ばれる異能の力に覚醒した者が、人類を守るため外敵と戦う責務を負うこととなり、貴族として崇められる世界。中でも三大騎士公爵家は貴族の頂点に位置する家柄である。にもかかわらず、その一角であるアンジェル家の令嬢メリダは、いかなるマナ能力にも目覚めていなかった。彼女の才能を目覚めさせるため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。だが、クーファには、もしメリダが覚醒しなかった場合には彼女を暗殺するという、裏の任務が課せられていた。

作品の魅力

早々に明らかになるのは、メリダが実は不義の子であり、アンジェル家の血筋を引いていないという事実だ。もともとクーファの目的は、彼女が単なる落ちこぼれであれば鍛え直すが、血筋が違うのであれば口封じをすること。それなのに、事実が明らかになってなおクーファがメリダに肩入れするのは、血を超えた彼女の真摯さ、高潔さに感銘を受けたからだ。本作は戦いの物語でありながら、プライドとは何かを問うものでもある。クーファの補助を受けてからのメリダの成長も著しく、展開の爽快感も一級品である。

DATA

・2016年、第28回「富士見ファンタジア大賞」大賞受賞。