SUGOI JAPAN

MANGA SUGOI 20
Gのサムライ
作品名

Gのサムライ

著者名
田中圭一
出版社・出版レーベル
リイド社 torch comics
刊行
2016年4月刊行

童貞のまま島流しの憂き目にあった精力満タンの若き侍と変態貴族。森羅万象をハイテンションで下ネタ化するお下劣ギャグマンガ。

STORY

ご法度とされる仇討ちをおこなった若き侍・品場諸朝(しなば・もろとも)と、帝の大切な錦鯉を相手に狼藉を働いた変態貴族の腹上院魔手麻呂(ふくじょういん・ましゅまろ)。童貞のまま島流しの刑を受けた2人は、自分たち以外誰もいない無人島で性欲を解消すべく悪戦苦闘の日々を過ごす。あるときはサルの足、あるときはクマの舌、またあるときは象の鼻や鯨の潮吹き……。すさまじい想像力と創意工夫で森羅万象をオナニーの手段へと変えていく2人。こっくりさんや女神でさえも彼らにとっては性の対象でしかない……。強烈な下ネタが、これでもかとばかりに繰り出されるショートギャグ連作。

作品の魅力

“マンガの神様”手塚治虫をパロディにした『神罰-田中圭一最低漫画全集』などで知られるギャグマンガ家・田中圭一が、お得意の下ネタギャグを炸裂させた連作短編集。掲載誌が時代劇をテーマにした『コミック乱ツインズ』だったこともあり、時代劇をとりあえずのモチーフにしているものの、展開されるのはひたすらなゲスいギャグの嵐。童貞を捨てたいがためにありとあらゆる危険に飛び込んでいく品場諸朝と、そんな彼をツッコミつつも妄想を爆発させる魔手麻呂。2人の姿に呆れながらも笑いをこらえられない。明後日の方角にシュールにぶっ飛んでいく内容は、じつにこの作者らしい。