SUGOI JAPAN

ANIME SUGOI 20
屍者の帝国
作品名

屍者の帝国

監督
牧原亮太郎
制作
WIT STUDIO
パッケージ発売
アニプレックス
放送スタート・公開時期
2015年10月公開

©Project Itoh & Toh EnJoe / THE EMPIRE OF CORPSES

屍者の蠢く19世紀末のロンドン。若き医学生が蘇生させた親友とともに国家の密命を背負い奔走する、異色のスチームパンクSF。

STORY

死者蘇生技術の発達により、屍者(ししゃ)が労働力として欠かせないものになった19世紀末。ロンドンの医学生ジョン・ワトソンは、独力で親友・フライデーの蘇生に成功するも、その違法行為を咎められ、国の諜報機関からある密命を強制される。その密命とは、100年前に初めて死者の蘇生を行ったヴィクター・フランケンシュタインが残した「手記」の捜索。意志を持つ屍者を生み出せるというヴィクターの手記を求め、フライデーとともにインドからアフガニスタン、さらに日本やアメリカへと渡るワトソン。過酷な旅の最後には、思わぬ結末が待ち構えていた。

作品の魅力

小説家・伊藤計劃(いとう・けいかく)が遺した作品をアニメ化する「Project Itoh」の第一弾として、制作・公開された劇場アニメ作品。原作は、伊藤が遺した第3長編の冒頭部分を、盟友・円城塔(えんじょう・とう)が引き継いで膨らませた小説だが、今回の映像化に際しては、その思弁的な要素はしっかりと残しながら、ワトソンとフライデーが親友同士だったという新たな設定を導入。ケレン味に満ちた冒険譚としてまとめている。また『進撃の巨人』のWIT STUDIOが制作を担当したこともあり、メリハリの効いたアクション作画が大きな見どころのひとつになっている。