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ラノベ SUGOI 20
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
作品名

下ネタという概念が存在しない退屈な世界(1~9巻)

著者名
赤城大空/著、霜月えいと/イラスト
出版社・出版レーベル
小学館 ガガガ文庫
刊行
2012年7月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2015年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

下ネタが禁止された世界で、お仕着せの公序良俗に抵抗する過激な下ネタテロ組織。表現の限界に挑戦する社会派(?)コメディ!

STORY

あらゆる性的な表現が禁止されてしまった架空の日本。主人公の高校一年生・奥間狸吉はある日、通学途中の電車で痴漢冤罪事件に遭遇してしまう。そのとき絶体絶命の危機を救ってくれた謎の下ネタテロリスト《雪原の青》の正体は、彼の高校の生徒会副会長・華城綾女であった。実は彼女は奥間を組織に加入させるべく目をつけていたのだ。なんと奥間は、伝説的な下ネタテロリスト・奥間善十郎の息子だったのである――。

作品の魅力

どこを読んでも明らかなのは、本書に登場する下ネタがやりすぎだということだ。下ネタが規制された世界が舞台だからそう見えるのではなく、仮に現代日本が舞台だったとしても規制されそうな代物である。それは《雪原の青》こと華城綾女のテロ行為が過剰で過激だということを意味する。彼女は隙あらば発言に伏せ字や卑猥な単語を混入させるため、そのつもりがなくても下ネタを話していることにさせられてしまう。この勢いが凄まじく、読者は下品さに顔をしかめるより前に腹を抱えて笑ってしまうだろう。

DATA

・2011年、第6回「小学館ライトノベル大賞」優秀賞受賞。
・2015年、アニメ化。

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