SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

ラノベ SUGOI 20
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?
作品名

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?(1~3巻)

著者名
枯野瑛/著、ue/イラスト
出版社・出版レーベル
KADOKAWA 角川スニーカー文庫
刊行
2014年11月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2015年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

500年の眠りから覚めた“勇者になれなかった青年”と、死にゆく運命を背負った“妖精兵の少女”が織り成す終末のファンタジー。

STORY

準勇者のヴィレム・クメシュは、とある事情から500年後の世界で目を覚ます。そこは、人間が規格外の「獣」に蹂躙され滅びた終末の世界だった。かろうじて生き残った人間以外の種族は、空に浮かぶ島々で生活を続けている。世界でただ1人の人間となったヴィレムは、獣人族の島で角も鱗も獣耳も持たない「シルシナシ」として嫌われ、世捨て人のような生活を送っていた。ある日ヴィレムはボーグルの友人から、獣に対抗する秘密兵器管理の仕事を紹介されるが……。

作品の魅力

見た目は美少女のクトリだが、その実態は兵器である。彼女は、圧倒的な力の差がある「獣」と、命懸けで戦わなければならないという悲しい運命を背負っていた。そんな彼女にとって、ヴィレムへの恋心は確かに人間性を取り戻すきっかけであったものの、死への恐怖をより強めるような出来事だったはずである。それでも、本書の読者はクトリがヴィレムと出会えてよかったと思うはずだ。なぜなら、ヴィレムだけがクトリの帰るべき場所になれたのであり、その事実がクトリの人生を肯定してくれているからである。

投票はここちら