SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

ラノベ SUGOI 20
甘城ブリリアントパーク
作品名

甘城ブリリアントパーク(1~6巻)

著者名
賀東招二/著、なかじまゆか/イラスト
出版社・出版レーベル
KADOKAWA ファンタジア文庫
刊行
2013年2月刊行スタート

※巻数表記はノミネート作品のエントリー締め切り(2015年7月31日)時点のものです。現在は続巻が刊行されている場合があります。

“最悪の遊園地”の苦境を打破すべく、一人の高校生が救世主に選ばれた。理想と過酷な現実が交錯する、経営ラブコメファンタジー。

STORY

クールで孤独な高校生・可児江西也は、ある日、謎の転校生・千斗いすずから銃で脅され、閑古鳥の鳴く遊園地「甘城ブリリアントパーク」(通称「甘ブリ」)に連れて行かれる。実はそれは、魔法の国の出身者たちが作った遊園地。彼らは人間の夢や喜びをエネルギー源としており、ここはいわばその農場だった。ところが遊園地の経営難によって彼らは危機に陥っており、可児江はこの問題を解決する救世主として呼ばれたのだった。かくして彼は、残り2週間で10万人を来客させるという困難に挑むこととなる。

作品の魅力

本書は単なる「遊園地経営もの」ではない。来客に夢を与えるという遊園地の触れ込みを逆手に取り、「夢を与えられなくなった遊園地とそのクルーはどうなってしまうのか」という深刻な問いを描いているからだ。その問いは作中人物だけではなく、現実の私たちにも向けられている。現実から夢を見る権利が、空想を楽しむ機会が失われたらどうなるのか――。夢の世界の住人たちによるコミカルな奮闘になぜか共感してしまうのは、このような重ね合わせの所以である。

DATA

・2014年、アニメ化。

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