SUGOI JAPAN Award2016 マンガ、アニメ、ラノベ、エンタメ小説。日本のスゴイ!を、世界のスゴイ!へ。

マンガ SUGOI 20
聲の形
作品名

聲の形(全7巻)

著者名
大今良時
出版社・出版レーベル
講談社 講談社コミックス
刊行
2013年11月刊行スタート

耳の聴こえない少女をいじめ、一生消えない罪を償う少年。贖罪とは何か、人を思いやるとは何かを真摯に問い続ける感動作。

STORY

退屈に負けたくない、と毎日バカ騒ぎをしていた小学生の将也の前に、ひとりの転校生が現れる。耳の聴こえない少女・硝子をからかえば、友達も笑ってくれて、退屈からも脱却できる。将也の悪ふざけはエスカレートした“いじめ”となり、硝子は転校してしまった。やりすぎた将也を待ち受けていたのは、友達と思っていたみんなからの報復。そして17歳、友達ゼロの孤独は続き、将来に希望を見いだせずにいた将也は死を決意する。だが死ぬ前に自分へ罰を与えねばならない、そう決意した将也は硝子を探し出して会いに行く。彼女に心からの謝罪をし、そして今度こそ彼女の“声”を聴くために……。

作品の魅力

たとえその報いを十分に受けたとしても、相手を傷つけ貶めた過去は消えない。決して消すことのできない罪を背負いながら、今できる最大限で贖罪しようとする主人公の姿勢は、読む者に「あなたならどうするか」を常に問い続ける。同時に、過去を悔やみ続けるだけでなく、未来に向けて新しい関係を築いていく彼らの姿はひとつの福音でもある。障がいを描いてはいるが、真のテーマはそこだけにない。相手が誰であろうと、本当の意味で“思いやる”とはどういうことなのか、真正面から描き続けた作品である。

DATA

・2014年、「コミックナタリー大賞」第1位。
・2014年、「このマンガがすごい!2015」(オトコ編)第1位。
・2015年、「マンガ大賞2015」第3位。
・2015年、第19回「手塚治虫文化賞」新生賞受賞。
・発行部数、200万部超(2014年時点)。
・劇場アニメ化予定。

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