<ラノベ>
ノミネート作品「SUGOI 50」

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Fate/Zero(全6巻)

<作品名>

Fate/Zero(全6巻)

<著者名>

虚淵玄/著、武内崇・TYPE-MOON/イラスト

<出版社・出版レーベル>

星海社 星海社文庫

<刊行年>

2011年刊行スタート

STORY

どんな望みも叶えてくれるという聖杯を巡る四度目の戦争に、世界各国から七人の魔術師が参加する。彼らは神話の英雄をサーヴァントとして召喚し、勝者とならんとするのだ。主人公である衛宮切嗣は、名家アインツベルンに婿養子として迎えられた。四度目の正直として、アインツベルンは必勝を狙っていた。衛宮切嗣は「魔術師殺し」と呼ばれる殺し屋であり、彼が召喚したサーヴァントは、最強と言われる英雄セイバーだったのである。しかし、冷徹な殺し屋と高潔な英雄は性格的に相容れない。タッグ関係に軋みが生じる中、聖杯戦争は幕を開ける――。

作品の魅力

本作はゲーム『Fate/stay night』のスピンオフに当たる。元の世界観を下敷きにしつつ、虚淵玄はハードボイルド的リアリズムを作品に加えた。主人公の衛宮切嗣は魔術師とは程遠い、いわゆる戦争屋だ。彼が汚い戦術に手を染めるのは、正義の味方として平和を実現する夢を聖杯で実現するため。だが、彼の理想は打ち砕かれる。誰かの味方になるということは誰かの敵になるということで、人類が滅びるまで戦いは終わらない。そのことに気づいたとき、彼はある決断をくだすのだ。理想の破綻とそこから再生する人間の姿が本作では徹底して描かれる。

DATA

・2006年より、TYPE-MOON BOOKSより同人流通にて販売開始。各ショップで売り切れが相次いだ。
・2008年、ドラマCD化。
・2011年、マンガ化。同年、星海社文庫から商業流通への販売開始。
・2011年、テレビアニメ化。2012年、アニメ第二期が放映された。