<マンガ>
ノミネート作品「SUGOI 50」

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3月のライオン(1~9巻)

<作品名>

3月のライオン(1~9巻)

<著者名>

羽海野チカ

<出版社・出版レーベル>

白泉社 ジェッツコミックス

<連載スタート年>

2007年連載スタート

STORY

東京の下町に1人で暮らす、17歳のプロ将棋の棋士・桐山零。幼い頃、彼は事故で家族を失い、父の友人のプロ棋士・幸田の養子となる。しかしそこに居場所はなく、将棋だけが生きる術になる。そんな彼の前に現れたのが、あかり・ひなた・モモの川本家の三姉妹。彼女たちのあたたかな心や生き方に触れ、少しずつ深い孤独の中から抜けだしていく零。静けさと激しさ、己の内なるものと向き合う、いくつもの対戦を経ながら、何かを取り戻し、自らの外側にある新しい世界へ踏み出していく姿が描かれる。

作品の魅力

様々な登場人物たちの人間模様を繊細なストーリーで表現する著者が舞台として選んだ将棋棋士の世界。頭脳と精神力が濃密に競い合う独特なその世界で、深い孤独を抱える主人公がライバルたちと将棋を通じて心を通わせあい、初めての友人を得ながら再生していく姿に読者は心を打たれる。また全体を通して描かれる、人が寄り添う優しさが、読者の心をひきつけてやまない。子どもたちのいじめ問題にもスポットが当てられ、登場人物がとった解決方法は、同じ体験をしている読者の間でも“具体的なサポートになる”と、反響を呼んだ。

DATA

・2014年、第18回「手塚治虫文化賞」マンガ大賞受賞。
・2011年、第35回「講談社漫画賞」一般部門受賞。
・2011年、第4回「マンガ大賞2011」マンガ大賞受賞。
・2011年、「全国書店員が選んだおすすめコミック2011」第2位。